| 皇學館大学 伝統の心と技−4 「伝統建築」 |
| 平成20年度(2008)〜 現在講義中 |
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テーマ・講義目的
この講義の目的は、伝統建築の様々な姿を学ぶことを通じて、日本の伝統文化に込められている心と技の美しさの真意を学ぶことにあります。 私は、日本の伝統文化の本質は、「尊いものを貴ぶ」心を表す技であると考えております。 古来より、我が国では神・仏を敬う心から神社・寺院など聖なる空間が築かれ、皇室を尊ぶ心から幾多の都城・殿舎が造営されてきました。それは寝殿造を経て「書院造」に完成される格調高き「真」なる系譜であります。また「もののあわれ」を慈しみ、一木一草にも神仏の光を見て、枯淡を愛でる侘び茶の空間となる「草庵茶室」が、「草」の系譜でありましょう。そして、この「真」の中に「草」を兼ね合わせて味わい遊ぶ「行」ともいうべき「数奇屋造」に、日本の伝統建築の美は洗練・昇華されてまいりました。 この「真」「行」「草」に、貫かれているのは「尊いものを貴ぶ」という美意識であります。その心を縦軸に、「庭園」「建築」「調度」「芸道」等の技の姿を横軸に、伝統建築に込められた日本文化の「心と技」の真意を読み解く力を、資料と動画・画像を使って、視覚的にも楽しく伝授いたします。皆様には、日本の伝統文化の真の理解者となって、その美しい未来を創造していただければと、心より祈念いたしております。 授業計画
成績評価の方法・基準 毎回のミニレポートによる出席点と内容30%、レポート40%、期末試験30%の配分にて総合的に評価します。 それぞれの授業テーマに対して一定の理解をした場合を60点とし、ひとつの分野や対象に対して独自の仮説を立てて分析してゆく力を得た場合を70点、伝統建築全般についてそれぞれの言葉により理解を深めた場合を80点、伝統建築を通じて日本の「伝統の心と技」の真意について総合的に高い理解を獲得した場合を90点とします。 履修条件・留意点及び受講生に対する要望: 「尊いものを貴ぶ」心を学ぶためには、それにふさわしい「礼節と秩序を重んじる態度」と、「眼に見えるものの奥に宿された心を読み取る感受性」が必要と思われます。 教科書: 毎回、特製の資料を配布いたします。 |
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